鷲足の役割

停止部は脛骨内側で腱膜様が扇状に広がり、その停止部の形状が鳥の足に似ていることから鷲足と呼ばれている。

 

 

縫工筋

:上前腸骨棘 ⇨  脛骨粗面内側    

大腿神経 股関節屈曲・外転・外旋

 

薄筋 

:恥骨結合から恥骨下枝 ⇨  脛骨粗面内側、下腿筋膜 

閉鎖神経 股関節内転、膝関節屈曲、下腿内旋

 

半腱様筋

:坐骨結節 ⇨  脛骨粗面内側、下腿筋膜

脛骨神経  股関節伸展・内転、膝関節屈曲、下腿内旋

 

 

 

鷲足構成筋は下腿筋膜に付着している。

 

腓腹筋の筋力が低下していると、鷲足筋が過剰に収縮して

下腿筋膜の緊張を増強させて、腓腹筋の筋力低下を代償し鷲足炎を引き起こす。

 

鷲足に付着する筋肉は下腿内旋作用がある

膝OAの人の筋活動、痛みや変形の原因として関与「下腿内旋」

腓腹筋外側頭や大腿二頭筋やITBなどを優位に使用した動作戦略を取ってしまう。

靭帯の役割

靭帯は膝関節の静的な安定化に貢献している。

 

 

 静的安定化機構

 靭帯 :内側・外側側副靭帯、前・後十字靭帯、膝蓋大腿関節の靭帯

 半月板 :大腿脛骨関節の安定化(線維軟骨組織)

 

 

 

また膝関節の大腿脛骨関節の安定にはACLとPCLが捻れることで、安定している。

 

中心性靭帯安定化機構(ACLとPCLの捻れによる)

 

ACLは膝関節伸展位+内旋位で緊張する

脛骨内旋 +  大腿骨外旋 ⇨膝関節安定 となる。

 

knee-inなどで大腿骨が内旋し、下腿外旋しているケースなどは膝不安定になりやすい。

 

特に、膝OAであると、下腿外旋・大腿骨外旋であり、

捻りが生まれないから不安定になりやすい。

 

 

ちなみに、

動的安定化機構

 内側広筋:膝蓋大腿関節において、膝蓋骨を内側に引き寄せる

 膝窩筋:膝関節屈曲位で脛骨関節面に対して垂直化し、求心位をとる

 

これらの靭帯が破綻することで、膝関節周囲の筋肉が過緊張になったり、疼痛を出現させたりする。

 

 

腸脛靭帯

腸脛靭帯は膝関節の側方を安定させる

しかし過緊張が起こると脛骨外側の可動が制限されて、回旋できなくなる。

また膝蓋骨とも繋がっていて、過緊張は膝蓋骨の外側変位にも繋がる。

 

 

 

extension lagが起こる原因について。

 

 

lag が起こる原因は以下のようなものがあります。

評価の参考にしてみてください。


大腿四頭筋の筋力低下

短縮位で収縮不全、内側広筋の収縮不全 

*しかし内側広筋に麻酔をかけてもlagはおこることがわかっている。

 


拮抗筋であるハムストリングスの収縮or短縮

 

腫脹・水腫による神経生理学的抑制

伸展位の方が関節の圧が高まり、quad抑制をかける

つまり...

関節水腫が認められる場合、膝関節伸展に伴い関節内圧が上昇、関節包が伸張され関節内受容器or知覚神経が興奮し、脊髄反射によってQuadの抑制が起こる。

 

Kennedyら(1982)は生理食塩水を関節包内に注入してquadに反射性抑制がかかる。

損傷された関節or炎症性関節に作用する筋の筋力低下を関節原性筋萎縮と呼ぶ。

 


痛み(反射性の抑制)

疼痛がある場合、屈曲反射によってquad活動が抑制される


筋原線維etcの廃用性変化-筋線維異常(筋原線維の変性、サルコメアの短縮 説)

不動や廃用症候群によって筋線維が変性することがある。

筋原線維の配列の乱れやZ帯の断裂や蛇行、筋節長の短縮や伸張性の低下

  ⇨静止張力と収縮張力の両方が低下する


縫工筋とTFLの過活動

 

 

パテラの可動性

 膝蓋骨の動きが制限されることで、伸展時のつっぱりや痛みが生まれ最終伸展を阻害する。

 

 

関節受容器よりのフィードバック

 

 


筋の並列弾性要素or筋腱移行部、膝蓋靭帯etc結合織異常説

 

 

神経生理学的な運動制御不均衡説 

内側広筋と外側広筋の膝蓋腱叩打時の反射性反応時間の比較

発火順序が逆になり伸展機構の機能不全を招く、健常者では内側広筋の方が早い。

 

 

 

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膝関節の構造

膝はとても重要な関節のひとつです。また膝関節は怪我や障害も多い関節です。

 

 

膝関節って何?

 

 ⇨ 大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節の2つから構成されています。

 主な運動は屈曲伸展があるが、これに付随して脛骨の内外旋も生じる。

 

 

 大腿脛骨関節

 ⇨完全伸展位で側方安定性が高まる。

 しかし、伸展制限がある場合は側副靭帯の適切な緊張が得られず、不安定性が発生することになる。

 

 不安定性が生じれば安定性を高めるために骨棘が生じることもある。この場合は可動域制限(ROM)されることになる。

 

 

 膝蓋大腿関節

 ⇨膝関節屈曲位で安定性が高まる。

 

 しかし荷重下で屈曲位を保持するためには、強い大腿四頭筋の活動が必要になる。

 柔軟性の低下や筋力低下は膝蓋大腿関節の正常な動きを阻害し、膝蓋骨周囲に疼痛を起こす。

 

 

 

膝関節の運動

膝関節には、大腿脛骨関節と膝蓋大腿関節がある。

 

大腿脛骨関節

  :屈曲 脛骨に対して大腿骨が後方へ転がり、前方へ滑る

    屈曲初期から脛骨が内旋する

 

  :伸展 脛骨に対して大腿骨が前方に転がり、後方へ滑る

    伸展最終域では大腿骨に対して脛骨が外旋する(screw home movement)

 

 

膝蓋大腿関節

  :屈曲 膝蓋骨の下降、前額面での外旋(6.2度)、水平面での内旋(11.4度)が生じる

 

 

 

半月板の構造

 

大腿脛骨関節の適合性を高める作用がある。 

膝関節の適合性を高めるために半月板は移動する。
 
どのように動くかというと、内側半月板は
 屈曲:後方
 伸展:前方
 内旋:前方
 外旋:後方
に移動する。
 
内側半月板の後角には、
半膜様筋腱が後十字靭帯や後方関節包を介してくっついている。
 
半膜様筋などの軟部組織の短縮や筋力低下などの機能不全が生じることで
内側半月板の移動が制限され
半月板損傷が引き起こされる可能性がある。
 
 
大腿脛骨関節の圧縮応力を減少させる緩衝作用がある。

 

半月板損傷していると、吸収できずに関節の不安定性を助長することになる。
 
また半月板自体の可動性が低下し
屈曲時に後方で圧縮ストレスを受けて
疼痛が出現する可能性がある。
 
 

内側半月板の構造

3層のコラーゲン線維から構成される。
せん断ストレスや圧縮ストレスに抗する構造である。
 
以下のものが、内側半月板の辺縁部1/3に存在している
侵害受容器である自由神経終末
機械受容器であるルフィニ小体、パチニ小体、ゴルジ腱器官
 
辺縁部での内側半月板損傷により、膝内側部痛が出現すると考えられる。
 

評価方法

McMurray test
Thessaly test
圧痛 test
 
 

なぜ半月板損傷したのか?が大事 

1.膝関節内反ストレス
 
 
2.軟部組織の機能低下による半月板の移動制限
 半膜様筋からの後斜靭帯の線維が半月板に付着する
 大腿四頭筋の筋力低下
(膝関節伸展に伴い膝蓋骨は上方へ移動、それにより膝蓋靭帯と横靭帯を連結する膝蓋下脂肪体や半月膝蓋靭帯が緊張し、半月板を前方へ移動させる。)
 
 
3.膝蓋下脂肪体の拘縮:膝蓋靭帯の深層にある脂肪⇨半月板の後方移動を制限
屈曲拘縮による靭帯緊張が低下し側方不安定性
 
 
 
 
 

 

足の長さの問題

整形外科で手術がおわり、歩行訓練を開始

 

痛みもあるし、認知症もあるから

なかなか自主トレ指導もうまくいかないなーと思っていた。

いよいよ跛行がでてきてしまった。

 

しまった。と思った。

リラクゼーションやエクササイズを続けていくうちに

ほぼ改善されてきたが、なんだかおかしい。

 

なんだろ。

なんだろ。

 

そもそも、足の長さってどうなんだろう。

 

測ってみたら、2センチくらいの差があった。

 

これか!っとおもった。

 

改めて四肢長を測る意義を実感させられました。

 

ほだかを用いると、その跛行が改善。

 

これを見逃してたなんて。

 

もっとしっかりしないとなと。